株式会社横島ファーム
うつみの潮風、 今日も追い風。 時々向かい風。
うつみ潮風豚のブランドを育てる内海町の潮風は、よこしまファームに応援と、時には試練を与えてくれています。
Interview
株式会社横島ファーム
Last Update : 2026.02.24
株式会社横島ファーム
うつみの潮風、 今日も追い風。 時々向かい風。
うつみ潮風豚のブランドを育てる内海町の潮風は、よこしまファームに応援と、時には試練を与えてくれています。
よこしまファームは広島県福山市内海町の養豚場です。知る人ぞ知る、おいしくて安全な豚肉を届ける会社として、知る人ぞ知る幻の豚肉として知名度がグングンと高まっています。
代表の新田氏は元銀行マンという経歴。退職後に偶然出会った豚肉に感動したことと、その豚肉を育ててきた養豚場は50年の歴史に幕を閉じようとしていたことが重なり、「それはもったいない!」ということで全くの畑違いである養豚にチャレンジ。
知名度に伴って、飼育頭数が増えたこと、販売所ができたこと、お届けする便が増えてきました。そこで、共に美味しいお肉を育てる、届ける仲間を募集することになりました。

よこしまファームは、広島県福山市内海町がある横島という小さな島が舞台です。
周囲が海に囲まれており、夏は海水浴場で賑わう地元民で知らない人はいない島に養豚場と直売所があります。
養豚場にてブランド豚”うつみ潮風豚”の成育、繁殖を行っています。
小売業と卸業の両方で精肉の取り扱い、ブロックやスライスの他、スーパーなどの市場では見かけない希少部位の提供と、自社ブランドの食品加工も行っています。

ファームという言葉を選ばれた理由は、横島で養豚場だけを運営したいのではなく、横島全体の活性化を目的として、野菜農家や漁業とも密に連携することで島へ足を運ぶ人々を増やしたいという想いが込められています。
豚の堆肥を農家へ提供することで美味しい食品に転換させていくことへも取り組まれています。
ロゴデザインには、代表である新田氏の息子さんが描かれたイラストが使用されています。

私たちの考えはとてもシンプルです。
安全で美味しい豚肉を作ること。そして安全で美味しい豚肉であることを伝えること。
普段、私たちが口にするモノは、誰がどんな想いでどういう経路をたどっているか想像がつくでしょうか。
知るということはとても大事で、私は子供に食べさせたいと思うことに携わることを決めました。
偶然食べる機会となった豚肉が、あまりにも美味しくて感激したのに、それが失われようとしていることを知りました。
金融業界で働いていたので全くの畑違いですが、子供の笑顔とそれを願うたくさんの人々の支えがあって成り立っています。
直売にこだわり、私たちの育てた豚肉をどうしても食べたい、という方にだけ届けるというスタイルにした理由は、どう育てたか、どんな想いをもって届けにきているかを示す証明のようなものです。
売れればいい、満腹になればいい、という考えではなく、できる限り健康に育ててそのままの美味しさを届けることが私たちの使命だと思っています。
手探りで始まった養豚と直売ですが、この想いを続けるための挑戦をしています。

私が横島ファームを営む理由は、子供に安心して食べさせられるお肉を作りたい。これだけです。
ですから、極力お客様から顔の見える直売にはこだわっていきたいと考えています。
私が誰なのか、お客様は誰が作った豚肉なのかが分かるようにしたい。
この想いは、養豚業を続ければ続けるほど強くなりました。
美味しさだけでなく、大切にしている想いや創意工夫を感じて欲しい。
わが町内海町は、海苔と漁業が盛んな地域ですが、それらに次ぐ名産にしていきたいと考えています。
内海町の直売所で豚肉を使ったお惣菜やお弁当を手掛けたいと考えています。
美味しいレシピを一緒に考案できる方に恵まれると嬉しいですね。

お陰様であちこちから販売して欲しいというお声掛けをいただき、私だけでは全く追いつけないほどになってきました。
それでも、安易な選択はせず、どうすれば安心して安全な食品を、求める方へお届けできるかを大切に取り組んでいきたいです。
最後に、私は内海町の人間として、島とともにあれと考えています。
大きく手広く考えるのではなく、地元と共存共栄に取り組んでいます。
これからの時代は、自分の生き方を自分で考えていく必要があります。
横島ファームという選択が、豊かさと感じられる生き方を作っていきたいです。

豚舎と販売所で大きく業務は異なりますが、豚舎では1000頭越える頭数の肥育業務になります。
豚はとてもデリケートな動物です。過ごす場所が汚れているとストレスを感じて病気にかかりやすくなるため、快適で清潔な環境を保つことが最も重要な業務です。
掃除、給餌、健康管理が美味しい豚肉になるための日常業務です。

販売は、ルート販売と販売所があり、販売所にはスライス、ブロック、豚まんやシュウマイなどの加工品も並びます。また、一部堆肥を活かして作られた野菜の販売がなされていることも。
福山市内海町にある販売所は、2022年に場所ができたばかり。
それまでは全て移動販売のみでしたが、購入できる場所が欲しいというリクエストから販売所ができました。

うつみ潮風豚の美味しさは、インスタグラムのハッシュタグ(#横島ファーム)を見るとたくさんの声で溢れています。
共通している声をまとめると、脂の美味しさ、柔らかさ、質と量のバランスで喜ばれている点と、販売価格を問わず定期的な大量注文をされるお客様も少なくありません。
横島ファームの豚肉は「脂があっさりして美味しい」「脂に甘みがある」といった声が多く、脂そのものも価値として評価されています。
また水分量が一般的な豚肉より多いため、部位によっては火を通しても固くなりにくいことにも定評があります。
そうした評価から、内海町内の飲食店をはじめ、現在では福山市内のレストランからも注文が増えています。


横島ファームの仕事は豚舎と販売所の2箇所がありますが、業務が明確に整理できるほど固まってはいないようです。
各所での作業の他、配達や御用聞き、商品開発にSNS発信などなど、目の前のことに追われている状況ですので、業務は臨機応変さが求められるようです。
横島ファーム株式会社
〒722-2641 広島県福山市内海町2507−3
https://yokoshimafarm.com/
